タイに住む山岳少数民族(山地民)の生活の向上と文化・伝統の継承をサポートするNGO

ミラー財団の生い立ち

ミラー財団の生い立ち

1991年、タイ国内で芽生えつつあった民主主義を恐れた軍部は、政府に対して軍事攻撃をしかけることに成功し、新たな軍事政権が誕生した。タイ市民としての権利を奪われたことに反感を覚えた若い政治活動家や芸術家たちの集団は、密かに会議を開き、この軍事政権に対する懸念や抵抗を表明するための方法を話し合った。そうした中でミラーアートグループは生まれた。

当時のミラーアートグループの目標は、市民が協力し合い、自己教育や社会活動を通じ、タイ市民が平等な権利を得られるよう推進することだった。

ゴーモンキムトーン財団の下、代表者であるヌーリンと同僚たちは、芸術と演劇が、最大多数の人々への啓蒙活動につながると判断し、この芸術や演劇を通じての活動は、農村や都市など広範囲に渡って行われた。

軍事政府に対する直接的なデモではなく、デモを娯楽活動に変えることで、政治的に危険な状況に身をさらすことなく、民主主義や人権などについてをも、潜在的に論争の基となる問題を表現することが出来たのだ。

また同時に、ミラーアートグループは、インターネットを使った啓蒙活動をした。Bangkok.comというウェッブサイトをつくり、ウェッブボード上での人々の意見交換や政府に対する反論、署名活動などを行い、タイ社会の理想とその実現方法を模索していった。

数年後、軍事政権が失脚し、タイに民主的な政府が成立するのと同時に、ミラーアートグループは軌道を修正した。 ゴーモンキムトーン財団から独立し、1996年9月チェンライ県ムアン郡メエヤオ地区内で、生活に困窮している山地民を対象とする活動に乗り出した。

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